▽リーマンパロ オマケ


今回、キリよく切らせていただいたのですが、実は事前におおまかな流れとしてプロットを作っていました。
せっかく作ったし結局途中で放棄したしで、もったいないなーという思いから下記に晒します。
お暇な方がいらっしゃいましたら、こんな話を書くつもりだったんだへーという感じで読んで下さると嬉しいです。



タイトル未定 プロット

■設定

<恋次>
若い営業マン
夜一の会社にて勤務(入社1〜2年目とか)夜一の命令で別会社とのプロジェクトに参加
雑用で会社間をよく行き来する
ストラップは初めて関わった仕事の記念として夜一に貰った。けっこうお気に入り。
刺青の表記はしない。髪は長め。
シトラスの香水愛用
幼少期、近所に住んでいた女の子(ルキア)に恋心を抱いていた事あり。

<白哉>
会社社長。夜一とは腐れ縁
最近ひとり暮らしを始め電車通勤をしているが、車通勤に変えようか思案中
ストラップは夜一に無理やりつけられるが不細工だと思っていて、捨てたい。

<夜一>
白哉と共同で事業を行う会社の社長
恋次との会話(入社時の履歴書とか)から、昔白哉が住んでいた屋敷のご近所だった事を見抜き、初恋の相手が白哉の妹だと気が付く。
いづれ二人を引き合わせた時のネタとして、からかってやろうと考えている。

<アイテム>
ストラップ:夜一の会社にて作られたキャラクター(キモカワ系)
デザインが完成の一個前の段階の為、非売品。ごく限られた人物しか持っておらず、プレミア品。


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プロローグとして
幼少期エピソードを入れたい

<恋次:幼稚園児くらい>
近所に住んでいた関係で、よく朽木家に遊びにきていた。ルキアと仲良し。
朽木家が新しい屋敷に引っ越しをする事に。
見送りに来た折に、白哉に対して将来ルキアをお嫁にさんにすると宣言
だがそれ以来朽木家とは交流は無し。
今でも淡い初恋として覚えている。
お子様の頃の思い出なので朽木と聞いてもピンと来ない。

<白哉:小学校高学年くらい>
恋次に対してはルキアがよく遊んでいた子供として顔はほとんど覚えていない。
引っ越し当日。お子様恋次に「ルキアをお嫁さんに下さい」宣言され、その時はムっとしたものの、大人になる頃にはすっかり忘れている。


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昼間、白哉と夜一商談
面白半分にストラップをつけられる

<その夜電車内にて初めての出会い>
恋次:駆け込み乗車成功。隣の男によりかかり爆睡
白哉:隣の男に肩をかすはめになり不快。そのまま下車
視線は一瞬だけ合うが無視

<エレベーター内にて>
恋次:仕事の関係で白哉の会社へ。エレベーター内
気が付かずそのまますれ違う
白哉:ストラップにより昨日の男だと気が付く。
声をかけない。
なんとなく男を探させるが、不明

<電車ホームにて>
白哉:それから、電車に乗る時は意識して探すようになる。飲み物を買おうとして、恋次を見つける。追いかけて、真正面の席に座る
恋次:乗るために電車へ乗り込む→爆睡
下車する駅を間違えた上に携帯を車内に忘れる

<下り間違えたホームにて>
白哉:携帯を拾う
恋次:探しに戻ってくる
白哉:携帯を恋次に渡す。交流はほぼ無い。そのまま帰宅。
恋次:白哉から携帯を受け取る。お礼を言おうとするものの、かなわず。
その時にはどこかで会った事あるなーくらいに思ってて、家に帰ってからももやもや。翌日、ちょっとしたキッカケで幼少期に仲の良かったルキアの兄だと思い出す。

<ホームで白哉を待つ>
恋次:なんとか白哉と知り合いになろうと接触を図る
→週末の食事に誘う事に成功。
名前を言えば思い出してくれるかなと期待して名を名乗る
電話番号をワンギリにて教える
白哉:待ち伏せしてまでお礼を言った恋次に好印象
週末の食事の誘いを受ける
電話番号を教える。相手が名前を名乗ったので、自分も名前のみ答える。

<居酒屋にて>
恋次:白哉の最寄駅近くの居酒屋に誘う
昔の話をして、やはりそうだと確信
ルキアの話を切り出そうとするがうまくいかず、結局昔会った事があるとは言い出せない。
白哉:やたらしゃべる男だという印象。その場でも幼少期の事は思い出さず。


<それから、毎日はいかないものの、会えば一緒に帰る仲に>
恋次:綺麗な人だなーとドキドキする。それが恋心なのだと早い段階で自覚。
白哉:相変わらずよく喋る男だと思うが不快では無い。良い意味で気分転換できている事に気がつく。
会話の流れで朝一緒に通勤してみたり。 満員電車にぎゅうぎゅうで体が密着して、白哉は仕方ないって感じで割り切ってるけど抱きしめられる感じになっちゃってあわあわしちゃう恋次。

<とある日、飲んだ帰り道で>
恋次:酔った勢いでキスしちゃう→誤魔化して逃げるように帰宅→自己嫌悪
白哉:キスのようなものをされて戸惑う。真意が分からずに腕をつかんで引き止める→恋次振り払って逃げる

<翌日、白哉の会社にて>
恋次、後悔で結局一睡もできず。会社で同僚に心配されるもののテンション低め。夜一に会議があるからと連れられて取引先の会社へ
その会社で陰からこっそり白哉を見つけてしまう。二人の親しげな様子から夜一が白哉の大事な人だと勘違い
更に、白哉が取引先の社長だと知ってしまい、身分不相応だとショックを受ける。体調不良だと嘘を付いて会議には欠席。
白哉:恋次がいた事に気が付かない

<恋次、避ける>
恋次:叶わぬ恋だと諦めて、会わないように意識して白哉を避けるようになる。
最初はルキアとつながりを作ろうと近づこうとしていた事にも、その上白哉に惚れてしまった事にも両方を理由に激しく後悔している。
白哉:あれほど頻繁に会っていたホームで恋次に出会えない事に不信感を抱く
一度だけ電話をしてみるが、よそよそしい態度で切られてしまう。
その時になって初めて電話番号以外、恋次の事を何も知らないのだと気が付く

<恋次、白哉の会社へおつかい>
恋次:夜一に書類を届けに来て、一緒にいた白哉とバッタリ
白哉とは何も言葉を交わさず他人のふり(内心めっちゃ動揺)、夜一に書類を渡すと逃げるように去る
白哉:夜一に阿散井はウチの社員だと聞かされる

白哉の中で溜まる不快感。
明らかに避けられてるのも、このまま自然消滅させようとしている態度も気に入らない。
真相を追及する為に、夜一の会社へアポ無し突撃。
突然取引先の社長が平社員を指名したのに社内中大騒ぎ。

上司から呼び出される恋次。怒ってるみたいな白哉の気配に超びびる。
会議室とか密室に二人きりで対峙。

恋次:これ以上好きになりたくないから、会いたくなかった
白哉:何故避けるのか分からないから会いに来た。


<告白タイム>
威圧感たっぷりに怒ってる白哉に恋次頭が上がらない。
恋次:幼少期の事とか何もかも全部白状させられて、恋次ボロボロ。その上なし崩し的に好きだと告白しちゃう。
当然ダメだと分かっている為、白哉の言い分ほぼ無視って独白っぽい感じで。

「どうしよう。アンタの事が好きなんだ。どうしたらいいんだよ。
気持ち悪いならもうプロジェクトも降りる。携帯の番号も変える。通勤方法も変える。
このままだと、また衝動に駆られてキスしたくなる。どうしようも無いんだ。」

白哉:ようやく幼少期の事を思い出す。
なんとなく引っかかっていた事が解消されてスッキリ。
恋次の告白に対する感情は不快でも無く、まんざらでもない感じ。
ただ、恋次からキスしたいっていう事が気に入らなくて、白哉から恋次にちゅー。

びっくりする恋次が可愛くて、も一回キス(今度は半ば強引に舌まで入れてみたり)



<ヒミツのおつきあいスタート>
キスするし手も繋ぐしデートもするけど、それ以上の体の関係にはならず(お互いなんとなく探り合ってる感じ)
主なデート内容:白哉の家におじゃまして片づけとか、夕ご飯を一緒に食べるとか。主に一緒に通勤する事がデート

一度、白哉の部屋でそんな感じの雰囲気になるんだけど、途中で恋次が恥ずかし過ぎるとギブアップ。

その後、白哉の会社の資料が盗まれて、そこに在る筈の無い恋次のストラップが見つかったりして、大騒ぎになったり。
恋次が告白したのも結局スパイが目的だったのかとか疑っちゃう兄様とか、ストラップを無くしてて無実を証明する手段が無い恋次とか。
一度は疎遠になっちゃうんだけど、全然違う人が犯人だった事が判明。
恋次のストラップも違う場所で見つかって戻ってくる(落していたのを誰かが拾って持ってたっていうオチ)
少しでも疑っちゃった兄様が反省して謝罪。疑いが晴れてほっとする恋次。
ようやくラブラブ初えっち。



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裏リーマンがテーマなくせにどんだけ引き延ばすんだよというプロットになってしまった上に白哉視点で書き始めたので話が進まなくて「あーこりゃ終わらないわ」と途中で投げて、そのまま設定だけ使って「乗り合わせ」を書く作業に移行しました。
本当にすみません。


ここまで長々と読んで下って本当にありがとうございました。






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