夜が明けるまで



タイルに片手を添えバランスを取るようにして馬乗りになった恋次が一護を押し倒す体制で跨り、ゆっくりと腰を埋めてゆく。

「あっ…あ、ぁ…っ」

ある程度収まった所で、一息ついた恋次が口を開いた。

「…一護ぉ、っ…膝、痛ぇ」
「っ…場違いな事言ってんじゃ…ねぇよ!」

確かに硬いタイルの上での膝立は全体重が膝に掛かり痛いのだろう。だがそれよりも、こんな状態になってもまだ他の事を考えている余裕があるという事が一護には腹立たしい。

「っ…あぁア!」

恋次の太腿をぐっと力を入れて持ち上げると、足が床から外された事により、全体重の助けを借りて一気に根元まで挿入され、駆け抜ける痛みに恋次はたまらず悲鳴を上げた。肉が収縮し、ぎゅっと一護のものを締め付ける。

(糞…キツ…っ)

それでも後ろから尻を掴んで強引に上下に動かしてやれば、徐々に緩み奥へ奥へと自ら受け入れるように蠢く中の様子。
意識までも易々と持っていかれそうなその具合の良さに一護は内心舌を巻いた。

「ぁ…ぁあ…っは…一護、っぁう…」
「恋次、…っ」

律動のさなか交わす口付けも激しいものとなり、強引に恋次をタイルの上へと組み敷くと、両足を持ち上げて更に深く欲望を打ち付ける。

「…ぁア!…あっ、あ…」

ごつごつと硬い牡が中の前立腺を擦り上げる度に、恋次の嬌声は浴室に響き渡った。
お互い絶頂へ近づくにつれ、そのの両手は一護の背にしっかりと廻され、浮かぶ水滴がお互いの肌を舐め落ちる。

「…ふっ…ぅ…一護、っ」
「あ?」

「あ…っ…熱ぃ」

潤んだ赤い瞳を向けられて一護が息を飲む。その顔はだらしなく口も開きっぱなしで。浅い呼吸を繰り返し譫言のように呟く様が堪らなく愛しくて、より一層動きを早めた。


「ああっ…ゃ…熱…っひ…あ、あっ」
「くっ…恋次、俺もうヤベぇ…」


どくりと中へ精を注げば、それにつられて恋次も絶頂を迎え、ビクリと体を反らせ欲を吐き出した。





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